夜の遊園地



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大人の時間  


子供は一週間たてば
一週間ぶん利口になる
子供は一週間のうちに
新しいことばを五十おぼえる
子供は一週間で
自分を変えることができる

大人は一週間たっても
もとのまま
大人は一週間のあいだ
同じ週刊誌をひっくり返し
大人は一週間かかって
子供を叱ることができるだけ




****************

谷川俊太郎さんの詩をおかりしました。





子どもの発する言葉や発想には
ドキッとさせられるものがあります。

やんまるは毎日新鮮な刺激をもらっています。



by yannmaru195 | 2017-11-09 13:24 | 日記 | Comments(2)

夏の終わりに・・・



ただ


花には人間のような 
かけひきがないからいい

ただ咲いて
ただ散ってゆくからいい

ただになれない人間のわたし

・・・相田 みつを・・・







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名前も知らない花ですが
可愛らしい花に
「和む」わたくしです・・・。


by yannmaru195 | 2017-09-12 21:52 | 日記 | Comments(2)

椅子ものがたり(1)




「バス停のイス」    藤川幸之助

バス停にほったらかしの
雨ざらしのあの木のイス。
今にもバラバラに
ほどけてしまいそうな
あのイス。

バスを待つ人を座らせ
歩き疲れた老人を憩(いこ)わせ
時にはじゃま者扱いされ
けっとばされ
毎日のように
学校帰りの子どもを楽しませる。

支える。
支える。
崩れていく自分を
必死に支えながらも
人を支え続け
「それが私なんだもの」とつぶやく。

そのイスに座り
そのつぶやきが聞こえた日は
どれだけ人を愛したかを
一日の終わり静かに考える。
少しばかり木のイスの余韻を
尻のあたりに感じながら
〈愛〉の形について考える。
  『満月の夜、母を施設に置いて』(中央法規出版)より




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この詩を読んだとき
戸田のボート場近くにあるこのイスを
思い出していました。

眺めただけでしたが、
今度行ったら
腰掛けてみようかな・・・。






by yannmaru195 | 2017-08-02 22:48 | 日記 | Comments(0)

母の日に・・・




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もうすぐ母の日ですね。
まどみちおさんの詩を紹介します。


「おかあさん」

 おかあさんは
 ぼくを 一ばんすき!

 ぼくは
 おかあさんを 一ばん すき!

 かぜ ふけ びょうびょう
 あめ ふれ じゃんじゃか



幼い子は本当におかあさんが大好きなんですね。
お母さんはなんでも叶えてくれる人。
「魔法使い」かな・・・?


by yannmaru195 | 2017-05-09 22:44 | 日記 | Comments(0)

花日記・・・さくら



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  さくらの はなびら     まど・みちお
    
   えだを はなれて 
   ひとひら
   さくらの はなびらが 
   じめんに たどりついた
   いま おわったのだ 
   そして はじまったのだ
   ひとつの ことが 
   さくらに とって
   いや ちきゅうに とって 
   うちゅうに とって
   あたりまえすぎる 
   ひとつの ことが
   かけがえのない 
   ひとつの ことが

***************************

まだかな~ そろそろかな~ さくら
でも
今年も花見が出来るって
あたりまえだけど
嬉しいですね。


by yannmaru195 | 2017-03-20 11:14 | Comments(0)

冬景色・・・赤い実




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赤い鳥 小鳥
なぜなぜ 赤い
赤い実を食べた・・・。

北原白秋の「赤い鳥小鳥」は時々口ずさむなつかしい童謡です。

去年故郷の岩手での冬景色です。
朝、庭に出てみたら、赤い実の先に小さな氷が付いていました。
こんなかわいい氷の粒は
朝の陽射しが出て来ると、はかなく消えてしまうのですが、
なんとも、かわいらしいですね。
by yannmaru195 | 2017-01-31 21:41 | 日記 | Comments(0)

Nostalgia




太陽



そして



やまびこ

ああ 一ばん
ふるいものばかりが
どうして いつもこんなに
一ばんあたらしいのだろう
・・・まどみちお「どうしていつも」より



ちょっと遠くに来てみました。

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by yannmaru195 | 2016-12-01 10:00 | ポエム | Comments(2)

夕焼けこやけ・・・2


やんまるが秋が好きなのは「夕焼け」が美しいからです。

頬をなでる風や空気がひんやりとして来る中
刻一刻と変わっていく夕焼けを
無心でシャッターを切っている時・・・。

そして吉野弘さんの「夕焼け」を思い出します。

  



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夕焼け 吉野弘

いつものことだが
電車は満員だった。
そして
いつものことだが
若者と娘が腰をおろし
としよりが立っていた。
うつむいていた娘が立って
としよりに席をゆずった。
そそくさととしよりが坐った。
礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。
娘は坐った。
別のとしよりが娘の前に
横あいから押されてきた。
娘はうつむいた。
しかし
又立って
席を
そのとしよりにゆずった。
としよりは次の駅で礼を言って降りた。
娘は坐った。
二度あることは と言う通り
別のとしよりが娘の前に
押し出された。
可哀想に
娘はうつむいて
そして今度は席を立たなかった。
次の駅も
次の駅も
下唇をキュッと噛んで
身体をこわばらせて――。
僕は電車を降りた。
固くなってうつむいて
娘はどこまで行ったろう。
やさしい心の持主は
いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。
何故って
やさしい心の持主は
他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。
やさしい心に責められながら
娘はどこまでゆけるだろう。
下唇を噛んで
つらい気持ちで
美しい夕焼けも見ないで。
by yannmaru195 | 2016-10-29 07:00 | ポエム | Comments(0)

「ふぅ~・・・」




笑うこと  田中章義

はしゃいでいる人の
顔はいいのに、
はしゃごうとしている人の顔は
どうしてこんなにも
さみしいんだろう。
いろんなことに
無理しすぎているんだから
せめて、
笑うことにまで
苦労しなくていいんだよ、
きっと。



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本当につらい時は深呼吸しましょう。
深刻になってるときって呼吸し忘れてるかもしれませんよ。
「ふぅ~」って。
そう、そこのあなたみたいに・・・。
by yannmaru195 | 2016-10-26 20:35 | 日記 | Comments(0)

梅雨の晴れ間



6月は梅雨の月
晴れた日には外でお弁当を広げたいですね。



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元気な顔見せてね とは言わないよ
元気じゃない顔でもいい 顔見せてください
笑った顔
怒った顔
泣いた顔
生きている顔
この億万光年の時空の中で
奇跡的に
すれちがうこともせず
あなたが生きている顔を
見られるしあわせ
          「今ここで」すずきゆかり
by yannmaru195 | 2016-06-14 07:00 | ポエム | Comments(0)

写真日記


by やんまる
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